2020年6月の平日、東金市にある道の駅「みのりの郷」に立ち寄った。
そこでは何回かテビチを見かけたことがあったが、この日はテビチはなく、その代わりだろうか、なんとも大きなハマグリが並べられていた。
5ケ入って税込み1000円。
1パック500gだったので、1kg2000円ということになる。
このハマグリ、過去に片貝海岸の漁港直売所で見たときは、たしか1kg3000円ほどしていた。
その記憶が正しいとすれば、3割ほどプライスダウン。
飲食店の需要激減で鮮魚などの価格が下がっているとは知っていたが、ここでも知ることになるとは思わなかった。
生産者あっての消費者。
できる範囲で協力をと、これまで手が出なかったハマグリだが、1パック購入した。
帰宅後、ネット情報に従い、塩水で洗い、黒い蝶番を包丁で切った上で、グリルで焼いてみた。
蝶番を切ったので、蓋はパカッとは開かない。
5mmほど開いただけだ。
パカッと開いたのなら、すぐに食べるが、口の開きようが足らないようだ・・・貝の生食には注意が必要・・・と思い、しばらく放置。
頃合いを見て取り出すと、殻は見事に焦げていた。
一方、蓋がパカッと開かないなら、中の汁はこぼれないだろうと思っていたのに、ほぼ全量がこぼれていた。
これは想定外。
蓋を開けると、中は、こんな感じだった。
食べてみれば、焼き過ぎのはずだが、パサパサ感はなく、フックラしていて、これぞハマグリという味。
5mmぐらい開いた状態で食べていれば、もっと美味かっただろうか?
チョッピリ後ろ髪引かれる思いだ。
しかし、どうにも大きすぎて、食べづらい。
噛み切ろうとしても、簡単には噛み切れない。
ハサミか包丁でも使おうかと思ったが、こんなに大きいハマグリなので、切っては価値が下がると思い、頑張って食べた。
どうもご馳走様でした。
(追記)
過去に依頼した畳屋さんから、イグサの一大産地である熊本でイグサの販売量が激減しているので、応援のため畳割引キャンペーンを行っているとのハガキが最近舞い込んだ。
コロナの影響は飲食店以外、意外なところにまで及んでいるのだと、改めてビックリ。
そういえば、最近頼んだガラスの取り換え、窓屋さんは納期に2週間ぐらいかかるだろうと言っていたのに、1週間で納められた由。
あれもこれも、コロナの影響か?