これは、2017年7月の話しである。
しばしば訪れる外房は上総一ノ宮の鮮魚店「魚平」で、大きなダツがいるのを見つけた。
珍しい魚に出会うことの多い魚屋だが、ダツを見たのは初めてだ。
それも、かなり大きい。
これは買いだと思い、値を聞くと、なんと1500円(外税)。
大きさからして4000円ぐらいするかな?それなら買うのは止めようか・・・などと思っていたのだが、1500円なら買いの一手だ。
すぐに購入した。
ただ、大きすぎて、持参した大きめのトロ箱にさえスンナリ入らず、魚体を折り曲げるようにしてようやく収納できた。
少し魚体を傷めることになったが、保冷重視ということで、背に腹は代えられない。
帰って重さを量れば約3kg。
100g50円とは、立派な魚体なのに雑魚扱いの値段ということだろうか?
捌いてみれば、骨は青みがかっていて、これは前に買ったダツと同じだ。
身はトビウオのような感じだが、トビウオほどのモッチリ感はない。
刺身で食べると味は淡泊で、まずくはないが、非常にうまいというほどのものではない。
この点、安かったことに少し納得だ。
ただ、コスパ的には十二分に合格点。
一方、前に買ったダツとは、あまりに大きさが違い、頭もボラのように扁平になっていることが気になり、ネットで調べると、どうもダツではなく、沖さよりという魚だった模様。
ダツに脱帽という落ちも考えていたのだが、味的にも種類的にも、そうは問屋がおろさなかった。
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![IMG_2432-thumbnail2[2].jpg](https://bousounosengyoten.up.seesaa.net/image/IMG_2432-thumbnail25B25D-thumbnail2.jpg)
※2017年9月記載
黒メバル購入時、店員Aに値段を聞いた時は1450円だったが、レジで会計した時は1950円。
店員Aから値段を聞き、レジまで魚を持って行った店員Bの聞き間違いだった模様。
そこで値段を確認したが、要領を得ない。
店員Aから聞いたグラム単価を覚えていたので、再計量した重さで再計算すると、だいたい2000円ぐらい。
自分の聞き間違いだったかと店を後にした。
ところが、家に帰って袋を開けると、中に氷がある。
もしやと思い、氷を除いた重さで再計算すると、1500円前後。
やはり店員Bのミスだった。
この店、他の店員も、あまり愛想が良いほうではないので、以降、足は遠のいている。