途中、踏切で足止め。
本数が少ないのに珍しいことだ。

停車中、ふと見れば、手前の中華屋さんがテレビに出たという。
調べてみれば、前にも「オモウマい店」で紹介されたことがある、なにか料理を頼めばチャーハンが食べ放題になる店だった。
なるほどなあ・・・。

新しい発見をした後は、いつものように潮風王国に行く。
到着は13時半ごろ。
すると観光バス3台が停まっており、店内には客がワンサカ。
さすが花摘みのシーズンだ。
そのせいか、それとも時間が遅かったせいか、ほとんど魚はいなかった。


そこで越紋鮮魚店に行ってみたのだが、ここにも魚はほとんどいなかった。
聞けば、天候云々ということではなく、最近はあまり魚が揚がっていないということだった。
タマにしか買いに行かない客にとっては仕方がないで済ませられるが、生活に直結する漁師や鮮魚店は大変だろうなあ・・・。



さて、どれにするか?
まずは大きいホウボウが目をひいたのだが、それは予約スミということで、マトウを買って帰った。
値段は1800円弱。
数年前はもう少し安かった気がするが、不漁や燃料費高騰などで値上がりしているんだろうなあ・・・。

買った時は気が付かなかったが、千倉ブランドのタグがついていた。
「船上活〆め」の文字が光っている。

捌こうと頭を押さえると、口から小魚。
そうか・・・こういうのを食べているんだ。

腹の中にはみずみずしい肝。
当然、口から出てきた小魚ともども、煮つけにするべし。

捌いた結果は、こうなりました。

身には透明感あり。

骨が透けて見えるほどだ。

アラは煮つけに。

刺し身は薄造りで。
やはり、カレイやヒラメ、タチウオなど、平べったい魚は薄造りポン酢がうまいのだ。
ちなみに、この日は塩沢石打から取り寄せた日本酒が来たばかりだったので、それで一杯やりました。

