2022年08月29日

石巻市の木の屋水産が製造したミンククジラ?の缶詰を道の駅ながらで定期的に応援購入中、子供の頃に食べたクジラと違いアッサリ味、そういえば 和田までツチクジラの解体を見に行ったっけ

長柄町にある道の駅ながら。
野菜中心の直売所だが、缶詰コーナーに石巻市の木の屋水産のクジラ缶詰が置かれている。
値段はたしか500~600円。

それを年に数回、わずかではあるが応援の意味で購入している。

外観はこんな感じ。

IMG_8718.JPG

ヒゲ鯨が使われているとのことだ。

IMG_8980.JPG

開封直後の姿。

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皿に盛ると、こんな感じだ。

IMG_8939.JPG

食べてみると、身はアッサリ味。
んんん・・?
子どもの頃に食べたクジラは、もっとクセがあったような気がするのだが・・・。

そこで調べてみると、農水省の資料には、ヒゲクジラなる種類は見当たらなかった。

どうやらヒゲクジラとは、歯のないクジラの総称らしい。

鯨の種類.jpg

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1209/spe1_04.html 

そこで木の屋のホームページを見てみると、「弊社の鯨商品はほとんどミンククジラ使用」と書かれてあった。

そうか・・・。
名前だけはよく聞くミンククジラだったのか・・・。
子どもの頃に食べたのは、おそらくは長須クジラなど。
それで味が違ったのだろう。

それにしてもミンククジラの小さいこと。
房総半島の和田で頭数限定捕獲しているツチクジラのほうがよほど大きかった。

参考までに、以前、和田まで行き、捕獲したツチクジラを解体する現場を撮影したことがあるので紹介する。


熟成のため海中に吊るされているとのことだった。

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岸壁から、あの解体場に運ばれる。

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引き揚げはウインチで。

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人と比べると、大きさがよくわかる。

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解体直後に販売が開始される。

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解体が始まった。
まずはヒレを切断。
その後、ウインチで皮が剥がされていく。

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その場で肉を切り分ける。

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こんなに解体されてしまった。

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販売用にブロックに切り分けられていく。

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解体当初は購入希望者が20人ほど並んでいたが、販売時間が遅れるとでも連絡が入ったのだろうか、途中から皆、いなくなった。
しかし、自分のバケツやトロ箱は置いたままで、順番はちゃんと確保していた。

CIMG1629.JPG


解体終了後、せっかく行ったのだからと、生肉ブロックを買って帰った。

そして下処理しようと水で洗い始めたのだが、いつまで経っても血は出てくる。
どうしたものかと対応に苦慮したことを思い出した。

結論としては、血がまだまだ出てくる状態だったが、あきらめモードで、そのままステーキなどにして食べた。
ただ、9年も前のことにつき、味の記憶はない。













posted by 魚大好き人間 at 14:41| Comment(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
木の屋の缶詰ですね。
新入り石巻市民ですが、応援感謝いたします。
御存知かと思われますが、牡鹿半島の鮎川という所が捕鯨の基地になっているらしく、生のクジラ肉など良く見かけます。
ですが、お勧めは、木の屋の味付き、粉付き、揚げるだけでクジラの竜田揚げの冷凍500g入りで、確か700円位だと思いましたが、これがまぁ昔懐かしい味わいなんです。
Posted by 石巻40代男性 at 2022年08月29日 16:09
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