千倉の潮風王国のいつもの鮮魚売り場。
その一角に干物コーナーがある。
はるばる千倉まで来て干物でも・・・と思い、これまで覗いたことはなかったのだが、それが今回、レジで勘定を支払った後、何気なく目をやると「ウツボの干物」という名前が目に飛び込んできた。
冬季、房総半島南端の相浜地区でウツボの干物作りが始まったとテレビや新聞で何回か報じられていたし、相浜亭までウツボ丼を食べに行ったこともあるのだが、ウツボの干物の現物を見るのは初めてだ。
そこで、鮮魚以外にウツボの干物も購入した。
真空パックの冷凍品。
値段は忘れたが、写真を見直してみると800円のやつだったかもしれない?

きれいに開かれている。

裏面を見ると、いかにもウツボだ。

表面には「干物」と書かれているが、裏面には「開き」の文字。
どっちなんだろう?

解凍後、細切りにしてみたが、その身は干物ではなく、一夜干しでもなく、ほとんどナマのような感じだった。
生ウツボを「開いた」後、そのまま干さずに真空パックしたものかもしれない。

右側はグリルで焼いたもの。
左側は唐揚げにしたもの。

食べてみればビックリ仰天。
味が非常に濃い・・・かつ、ベリーうまい。
魚介系で、これほど味が濃いものは、おそらく他にないだろう。
これはリピート必至の品。
いままで気付かなかったことが残念だ。
ただ、難が一つ。
小骨が多いことだ。
それも太い小骨が。
ネットで見ると、ウツボの骨抜き技が何通りかあるらしい。
そろそろ冬も終わることだし、また買ってきて、次回はそれに挑戦してみよう!