2021年7月、この日のODOYA鋸南店には目ぼしい刺身用の魚は見当たらなかった。
しかし、せっかく遠くまで来たのだから、手ぶらで帰るわけにもいかない。
そこで、目を惹いた小カマス群を購入した。
パックに10匹ほど入っていて300円弱。
値段的にはメチャ安だ。

半分は丸のまま煮つけにして食べた。
身は柔らかく、ふっくらしていて、焼き加減が難しい塩焼きよりは、うまかったかもしれない。
残る半分は開いて干物にしてみた。
6時間、真夏の日光の下で干して、こんな感じ。

食べてみれば、そこそこ美味しくできていた。
ただ、ちょっとパサパサ感あり。
身が薄いので、もう少し干し時間を短くすればよかったかもしれない。
そんなわけで、新たに干物というジャンルを開拓できた、今回の格安小カマスであった。