2020年12月22日(火)、久しぶりにODOYA鋸南店に行ってきた。
このところ天候はよく、風のない日が続いていたので、漁には出ているだろうと期待してのことだ。
店には12時半ごろ到着。
勇躍、魚売り場を覗いてみると、なんと、ODOYA鋸南店にしては珍しく寂しいラインアップだった。
ケースにいたのは、大きな天然ヒラメ2匹、大きなスズキ1匹、中の小ぐらいのメジナ8匹、中の大くらいのクロダイ3匹、小さな黒むつ2パック程度で、特にそそる魚はいなかった。
柵取りコーナーにも、地魚としていたのは小さなソーダカツオ程度。
なんだ、これは!
不漁だったのか?
そうこう考えているうちに思い出した。
火曜日は、近くの魚市場が休みだということを。
しばらく来なかったので、すっかり忘れていた。
残念だが仕方がない。
このまま帰ろうかと思いつつ、もう一度ショーケースを見わたしてみると、かつて、この店では見た記憶がないバイ貝、それも金谷産のバイ貝が目に入った。
よくよく見れば、身が貝殻から大きくせり出している。
生きているのだ!
滅多にお目にかかれない活バイ貝ということで、1パック購入することにした。
それ以外、銚子産の大きなアナゴと金谷産の皮ハギの小さいのも1パックずつ買ってきた。


以下は煮付けて食べたバイ貝。
臭みはない。
活貝とあってかプリプリとした食感だ。
味はサザエではない。
どちらかといえばアワビに近い?
これは好みだ。
もう1パック買えばよかったと思っても、それは後の祭りなのだ。

残念ながら刺し身モードにはならなかった、この日。
しかし、刺身用の魚があれば、おそらくは買わなかったであろう活バイ貝を食べることができ、一種、大正解の日だった。