これは2018年7月のことである。
夏枯れかも・・・と思いつつ、ODOYA鋸南店を覗いてみると、生ダコがパック詰めで売られていた。
この店で、しばしば見かける、この荷姿の生タコ。
ヌメリをとるのが面倒だが、この日は、他にめぼしい魚もなかったので、買ってみることにした。
700gで税込み1700円弱。
地ダコにすれば安いほうか・・・。

さて、家に帰ってからが一苦労。
こういう時のためにトライアルで買っていた安い塩をたっぷり振りかけ、両手で揉んでは水洗い。
それを3回繰り返し、まあ、こんなものか・・・というところで、茹でにかかった。
そう大きくはないので、足からチョンチョンと沸騰した湯に入れ、沈めて5分ほどで湯から出す。
うん・・・いい色だ。

まずは足の部分を薄切りと厚切りにして刺身で食す。
うん・・・いい味だ。
噛むほどにタコの旨味が味わえる。
地ダコは、こうでなくっちゃ。
さて、翌日、なぜか足の先と胴体を食べるのに、これまでのような刺身だけでは能がないと思い立ち、タコメシに挑戦することにしてみた。
切るのは筆者。
炊くのは、炊き込みご飯を作り慣れている連れ合いだ。 >
できあがったタコメシを食べてみると、これはうまい。
なぜ、もっと前からトライしなかったのだろうと思うほどにうまかった。
某タコメシ有名店で食べた時の感想は、「足の先しか入っておらず、ベラボウにうまいものではない。そこそこの味」だったというのに・・・。
灯台下暗しである。
有名店よりもうまいタコメシ。
これは、連れ合いの勝ち、鋸南産タコの勝ちということかも。
また見かけたら、買ってみよう。