旅行支援を利用して沖縄に行ってきた。
それも、小さな発泡スチロール箱と保冷剤持参でだ。
目的は当然、現地の魚をゲットして持ち帰ること。
ゲット先は、那覇空港の近く。
牧志公設市場のような大きなところではなく、できれば地元の小さな鮮魚店で買いたいものだ。
そのような条件でリサーチした結果、那覇空港に近い糸満市の「美浜鮮魚店」に目をつけた。
駐車場はないらしいが、「道の駅いとまん」から、おそらくは徒歩5~6分。
美味しい魚をゲットするには、屁でもない距離だ。
ということで、那覇空港出発日の午後2時ごろ、店に立ち寄った。
リサーチどおりの店構えだ。(当たり前だが・・・)

ショーケースを見てみると、思ったより種類は少なかったが、沖縄を代表する魚の一つ「ミーバイ」があっただけよかった。
聞けば、午前中はもっと種類があったという。
買い時も大事なのだ。

シイラの卵にも惹かれたが、シイラは房総でも揚がるのでパス。
(卵を見た覚えはないのだが・・・。)
それ以外は刺身盛り合わせパックの大きなのが1000円で数パックあっただけ。
少し前に着いたおばさんは、迷うことなくそのパックを買って、さっさと帰っていった。

ということで、こちらも迷うことなく「ミーバイ」を購入。
当然、一番大きいのだ。
店主、「どうしますか?」と聞くので、「そのままで」と返答。
保冷箱にギリギリ入る大きさだった。
家に着いてから箱を開けると、こんな感じ。

袋から出して見ると、ウロコと内臓はきれいにとられていた。
これは手間いらずだ。

大きさはこんな感じ。

3枚におろす。

身は綺麗な白身だった。

厚めに切って刺身で食べると、食感はやんわりサクサクといった感じ。
これまで食べてきた刺身の中では、真鱈に近いだろうか?
旨味も十分にあり、さすが沖縄の高級魚。
これなら、もう2~3匹買っとけばよかったと思ったのだが、それは毎度のこと、後の祭りだ。

皮は湯引きにしたが、厚くて弾力もあり、十分に一品料理として通用する味だった。

翌日、皮付き薄造りで食べてみたが、皮の味に味覚が占領され、身の旨さが前日ほどには伝わってこなかった。
ミーバイは厚切り刺身に限る。

アラの一部は塩焼きに、一部は煮付けて食べたが、身には弾力があり、刺身と同程度に美味しくいただいた。


ネットで調べてみたところ、ミーバイといっても何種類かあるらしい。
写真には撮れていなかったが、尻尾がウチワ上ではなく、両先端が細長く伸びていた今回のミーバイ。
何という種類だったのかは不明のままだ。
ともあれ、「美浜鮮魚店」さん。
おいしいミーバイを有難うございました。
posted by 魚大好き人間 at 14:04|
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