2020年12月13日(日)、千倉の潮騒王国に行ってきた。
場内には鮮魚店が2店あるが、この日は突き当りの店に好みの魚が並んでいた。
・・・というか、入荷したトロ箱を店の前に並べているところだった。
時は12時40分。
越紋鮮魚店同様、市場からの第1便は12時半過ぎということか?
いつもは正面のコンクリート柱に「朝獲れ」と書かれた大きな張り紙があるのに、今日はなし。
ちょっと早すぎたせいか?
並べ終ったトロ箱はかくのごとし。
撮影許可を求めると快諾された。
この日は、これまで訪れた中で、一番種類豊富。
たまたま?
それとも日曜日で仕入れを多くしたからだろうか?
これらの中から、まずはシイラをチョイス。
なぜなら何年か前に、やはりこの店で買って、非常に美味しかったことを覚えていたからだ。
ちなみに、2匹あるうち、どちらにしますか?と聞かれたので、コッチをくださいと言うと、女主人、手に持ったとたん、これは身が柔らかいので、アッチにしなさいと言う。
当然、それに従う。
そして女主人、トロ箱を運んできた男性に、「これは身が柔らかいので持って帰って」と言っていた。
品質管理は万全なようだ。
家に帰って見てみると、店で見たよりも、さらに大きく見えた。
重さを計ると1.6㎏。
これで税込み500円とは、タダみたいなものだ。
三枚におろすと、こんな感じ。
身は非常に綺麗だ。
半身は刺身にしたが、やっぱりうまい。
見た目と食感、それに味わいは、サワラに近い。
目隠しして食べてシイラと分かる人は、そうはいないだろう。
もう半身は塩焼きとムニエルにして、2日にわたって食べ尽くした。
そして、シイラだけでは寂しいので、ウチワハギもチョイス。
こちらは0.9㎏で、税込み700円だった。
肝は思ったより小さかった。
2日目の刺身。
シイラの身はちょっと茶色がかってきていたが、味的には初日と変わらないか、むしろ熟成して美味しさが増したように感じた。
ウチワハギの刺身初日は、厚切り醤油と薄切りポン酢で食す。
薄切りポン酢のほうが好みで、あっという間に食べ終えた。
残るはウチワハギ半身のみで、こちらは3日目の今日、食べ終える予定。
これだけ、美味しい魚を十分に堪能して、2匹で1200円也。
コスパは最高だ。
千倉、バンザイ!
ちなみに、せっかく千倉まで来たのだから、越紋鮮魚店も覗いていこうかと思ったが、またそこで買いたい魚があると大変なので、今回はスルーした。
なにせ越紋鮮魚店、前回は買いすぎて、横浜の読者の方から「やりすぎです」と愛情あふれるコメントをいただいたことがあったので・・・。