2018年10月23日

千倉の越紋鮮魚店で今朝獲れたばかりのエンザラと赤ハタとを買ってみた


これは2018年10月のことである。

千倉の魚を買いに、久しぶりに越紋鮮魚店まで行ってみた。
天気予報では波は2m。
漁には出ているだろうと見越してのことだ。

11時半ごろ、店に到着。中では4人ほどが働いている。
こんな小さな町の魚屋なのに、結構な繁盛ぶりだ。
近隣の飲食店や旅館だけでそんなに需要があるのかと、ちょっと驚いた。

そして、そのうちの1人は大きなブリを捌こうと俎板に載せていたが、そのブリたるや、魚体がピンとそりかえっていて、いかにも今朝獲れたばかりだ。

しめしめ、予想通り漁があったらしいと思いつつ、「ちょっと見せてもらえますか?」と言って店先を覗いていると、「どんなものをお探しですか?」と声をかけられた。

※この店の店主?店員?は客の立場に立って応対してくれる。
一度は「今日は定置網が休みなので良い魚はありません」と言われたほどだ。

そこで、「刺身にできる丸魚を探している」と言えば、「今朝獲れたものはイサキ、黒むつ、赤ハタ・・・」と、現物を指さしながら教えてくれた。
しかも、まだ蓋が閉まったままの大きなトロ箱の蓋を開け、あとはここにもあるという。

中を見れば超大型のヤガラが1匹。
滅多に見ないサイズなので、「これをください」と言えば、「それは売約済」と言われた。残念。

それではと、気を取り直して眺めなおすと、ヤガラの横にエンザラがいた。
深海魚のエンザラが千倉でも獲れるとは、これまたビックリだ。

ヤガラがダメならエンザラを・・・ということで、こちらを購入。
そして、獲れたてならばと、赤ハタも購入した。
値段は、レシートを見れば外税で900円と1100円。
どちらが900円かは不明だが、魚の格から考えると、エンザラのほうだろう。
1kg近い魚体でこの値段。実に安いものだ。

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帰宅後、早速、刺身でいただく。

エンザラは小骨があるので、ハモのように横に薄くスライス状にブツ切りにしてみたが、それでも若干、骨は当たる。
まあ、致し方なし。
ただ、朝獲れゆえ、身には透明感があり、この点、この魚を買って正解だった。

そして翌日、残していた身を、チャレンジとばかり、縦に薄く削ぎ切りにしてみた。
これが大正解。
小骨は皮のほうに集中しているので、そこさえ外せば、まったく小骨が当たらない。立派に刺身として食すことができた。
味はといえば、深海魚ゆえに脂がノリノリ。
舌触りも柔らかく、白身のトロといった感じだった。
ただ、トロほどの筋っぽさはない。

一方、赤ハタはといえば、初日はモッチリとした食感で、うっすらと旨味も感じられる。
それを、キッチンペーパーとラップでくるんで冷蔵庫で熟成させると、3日後には余分な水分が抜けた感じで、ベリーグッドになっていた。
耳学問としては知っていたが、やはり白身の魚は熟成したほうが、より美味しく食べられるのかもしれない。

どちらもご馳走様でした。

ちなみに写真は、エンザラの横スライス(左上)と縦削ぎ切り(右下)、それに赤ハタ2日目の刺身(右上)だ。

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posted by 魚大好き人間 at 14:22| Comment(0) | 千倉 越紋鮮魚店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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